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シルバースター登録制度

シルバースター登録制度のあらまし

シルバースター登録制度とは、高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者が利用しやすい宿泊施設の整備をはかる必要から、
厚生労働省並びに関係機関の協力を得て、 設備・サービス・料理面で一定の基準を充足する旅館・ホテルを対象に、
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が認定登録する制度である。

    <主な登録基準>
  1. 旅館業法の営業許可を取得後、原則として1年以上営業を行っているもの。
  2. 客室内浴室・トイレには必要に応じ、手すり等が設置されていること。
  3. 共同浴室は、手すり、スロープ、シャワーチェアー、椅子やベンチ等を設置して高齢者の利用に配慮すること。
  4. 共同トイレは、洋式トイレや手すりを設置することが望ましいこと。
  5. 共同トイレ内に事故発生時用の連絡設備があること。
  6. 階段等には手すりを設置すること。
  7. 駐車スペースは、施設の出入口に近い場所に設けるとともに、高齢者がスムーズに昇降できるよう十分なスペースを確保することが望ましいこと。
  8. 施設の出入口は、スロープの設置又は段差を極力解消する等利用に支障がないよう配慮すること。
  9. 施設内外の通路等の表面を滑りにくい材質で仕上げるなど高齢者等の利用に配慮されていること。
  10. 設計基準(増・改築に際して)
     ア.浴室は高齢者の利用を考慮し、浴槽の形態、洗い場の材質等についても配慮すること。
     イ.階段を設ける場合には、なるべく勾配を緩やかにし、階段の高さに配慮すること。
  11. 食事は高齢者に配慮したメニュー(献立)の提供もできること。
  12. 部屋割についてはできる限り高齢者が利用しやすい客室を提供すること。
  13. 高齢者(満65歳以上)に対しては割引料金・粗品・飲食等の配慮を行うこと。
  14. 高齢者が移動する際の補助となるよう、必要に応じて車いすを配置すること。
  15. 従業員に対し高齢者の宿泊客に接する際の配慮等の教育を行うこと。
  16. 十分なる旅館賠償責任保険に加入していること。
  17. 適正な区域内に往診等の対応措置がとれる医療施設を有すること。
    <登録の申請手続>
  1. 施設が所在する都道府県旅館生活衛生同業組合へ、しおり巻末備え付けの申請書類(申込書、登録申請書)に必要事項を記入し、添付書類を添えて申し込みをする
  2. 申請を受けた都道府県旅館組合は、申請者がシルバースター施設として適格なものである場合、理事長の推薦書を添えて全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会へ上申する。
  3. 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(審査委員会)における審査に合格すると、登録証等が交付され、シルバースター施設として登録される。設備改善等を必要とする施設に対しては仮登録とする。
  4. 必要な費用
    申 込 時登録審査料として10,000円
    登録決定時登録料として10,000円登録証、登録表示板等の送料を含む
    登 録 後年会費として10,000円シルバースター部会費
    <登録施設の特典>
  1. 全国的な共同PR活動に参加できる(ガイドブック、インターネット等)
  2. 各種団体との協力体制が実施されている
  3. 全旅連情報誌「まんすりー」の無料購読ができる

シルバースター登録制度に関しては全旅連事務局へお問合せください


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