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旅館業におけるSARS感染防止対策について

SARSについての正しい知識をもちましょう

Q1.SARSとはどんな病気ですか?
   A.SARSコロナウイルスという新種のウイルスに感染することによって引き起こされる急性の呼吸器疾患です。
Q2.発病時はどんな症状があるのですか?
   A.発熱、倦怠感(だるさ)、筋肉痛、頭痛、悪寒など。38℃前後の急な発熱を訴える場合が多いのですが、いずれもインフルエンザの症状とよく似ているので、医療機関で診断してもらう必要があります。
Q3.症状はどんな経過をたどるのですか?
   A.発病して1週間ほどで、せき、呼吸困難、下痢が多く見られるようになります。とくに重症の場合は集中治療が必要になります。
Q4.潜伏期間はどれくらいあるのですか?
   A.感染してから発病するまで通常2~10日、平均5日です。
Q5.感染経路は分かるのですか?
   A.感染は、発病後2週目に多く起こります。この期間中に発病者の介護や看護をしたり、2メートル以内で会話したりといった濃厚な接触があった場合に、感染の可能性が高くなります。ただし、空気感染の可能性はきわめて低いと考えられます。また、潜伏期間中に他の人に感染させたという例は、今のところ報告されていません。
Q6.治療方法はあるのですか?
   A.治療法が確立していないので、全身管理や呼吸管理などが治療の中心になります。死亡率は10%前後です。


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旅館等の生活衛生関係営業における
SARS感染防止対策のための自主管理マニュアル(590KB)



みんなでできるSARS対策(マニュアルの要約版)(777KB)



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